今年の漢字

 

先ほど今年の漢字が発表された。今年は「新」らしい。

 

民主党への政権交代があり、新しいことに期待した1年だったということだが、

違和感を覚えるのは私だけだろうか?

 

「新」というと、すごく希望が持てる明るい印象を受けるのだが、

不況から来る暗いニュースばかりでとてもそのようなイメージはない。

 

ただ、去年の段階では100年に1度の不況といわれていたが、

1930年の世界恐慌と比べると格段にましなので、

その点だけは前向きにとらえることができる。

 

1930年当時はアメリカでさえ失業率が30%、

日本でも京都帝国大学経済学部の卒業生51人中

卒業式までに就職が決まったのは3人という状態だったらしい。

 

景気対策として戦争したくなる指導者の気持ちもわからなくはない。

(もちろん、いいことではないが)

 

その状態を考えると、今はずっとましのように思えるが、

あらゆる経済指標をみてもバブル崩壊よりもひどいのだから

今年の漢字が「新」というのはどうも合点がいかない。

 

 

漢字といえば、もちろん中国から来たものである。

 

昨日、民主党の小沢さんが胡錦濤国家主席と会談したようだ。

 

鳩山さんといい、小沢さんといい、どうも中国が好きみたいだ。

 

民主党は東アジア共同体構想を掲げて中国に接近しているが、

中国という国は世界でも特殊な国でそもそも中華思想が根強く、

歴史的にも日本とは相いれないのだ。

 

一言で言うと、

日本は「騙すほうが悪い」が、中国は「騙されるほうが悪い」のだ。

 

日本人は「約束は守らなければいけない」と小さいころから教えられているが、

中国は「君子豹変す」の言葉通り、

「約束は状況が変わったら反故にしてもいい」と考えていて

約束を守れと言ってくる人がおかしいと考える。

 

別にどっちが正しいと言ってるわけではないが、

日本も中国も昔からそういう文化なのだからどうしようもないのだ。

 

中国に日本の文化を押しつけても無駄だし、

中国が日本に押し付けても無駄なのだ。

 

それを踏まえて日本の国益を守っていかなければ、

後で取り返しのつかないことになる。

 

日本は軍事力(厳密に言うと他国への攻撃力)を持たない以上、

どの国にも強いことは言えないのだから、

なおさらかじ取りは難しいであろう。

 

それなら、日本人にとって中国よりもまだ考え方が近いアメリカと

もっといい関係を築くべきではないだろうか?

 

かつて、幣原喜重郎が外務大臣の時に中国に対して弱腰外交を展開したばかりに

アメリカやイギリスと距離ができて結果的に第2次世界大戦に巻き込まれたというのに、

まるで反省が活かされていないように思う。

 

今一度、鳩山さんは歴史を振り返って、

中国とアメリカとの関係を見直さなければならないと個人的には強く思う。

 

今年はもう終わろうとしているが、

来年こそ日本の指導者として「新」しい鳩山さんを見せてほしいものだ。

 

 

このブログ記事について

このページは、稲垣宏行が2009年12月11日 18:23に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「日本人の名前」です。

次のブログ記事は「来年のIT投資」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。