2009年12月アーカイブ

来年のIT投資

 

先日、日経ネットのIT-PLUSを読んでいると以下のような記事があった。

 

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国内IT投資、09年は7.7%減に プラス成長は11年から

 調査会社のIDCジャパン(東京・千代田)は14日、国内の産業別IT(情報技術)投資動向を発表した。2009年は世界的な景気低迷を受け製造業や金融などほぼすべての産業でマイナス成長となり、国内全体では前年比7.7%減の11兆8488億円になる見込み。2010年もIT投資の本格回復は見込めず、0.7%減のマイナス成長を予測している。プラス成長への転換は11年になる見通しだという。

 09年の国内IT投資は、製造業が前年比12.3%減、金融が同8.6%減など多くの産業で落ち込む。これに対し、レセプト(診療報酬明細書)のオンライン化などが進んでいる医療業界のIT投資は同0.5%増、官公庁(地方自治体含む)が同0.3%増などプラス成長を確保する見通しの分野も一部にある。

 IDCジャパンによると、11年以降にプラス成長に転じたとしても、08年から13年までの国内IT投資の年間平均成長率がマイナスの1.1%にとどまる。13年は12兆1559億円になる予測だ。

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おいおい、勘弁してくれと言いたい。

 

要は、2010年は2009年よりもIT投資が減る見込みだというのだ。

 

今年でもたいがいだったのに、来年はもっとひどいのかと思うと、

IT業界自体がまともに存続できるのか心配になる。

(当然ながらIT業界を中心に転職支援を行っている弊社も他人ごとではない)

 

個人事業主や派遣のように企業が契約を打ち切りやすい立場の人たちは

甚大な被害を受けているが、

今や正社員だって例外ではない。

 

今回の不況でIT業界を去った人も多いと聞くし、

今後正社員のリストラが加速して離職者が増えたらなおさらIT業界を離れる人は増えるだろう。

 

新卒だって敬遠するようになるかもしれない。

 

いったい日本のIT産業はどうなってしまうのだろう?

 

1930年の恐慌の時には、自由主義経済を国是としてきたアメリカが

ニューディール政策という完全に社会主義的な政策を大胆に実行して

恐慌を克服したというのは高校時代に歴史の授業で習ったが、

(実際はあまり効果がなく経済が持ち直したきっかけは第2次世界大戦だという説もあるが)

今回も相当な景気の減速なのだから今までと同じような政策ではなく、

(たとえば、子供手当だって普通の所得水準で所得制限されれば

従来の地方自治体の児童手当が少し増えただけになってしまう)

ニューディール政策のように今までの常識をひっくり返すような政策を

思い切って実行しなければいけないのではないだろうか?

 

IT-PLUSの記事の最後に書いてあるように、このままの政策で行くと、

08年から13年までの国内IT投資の年間平均成長率がマイナスの1.1%になってしまう。

 

新興国をあてにするばかりではなく、

内需を強烈に刺激するような政策を期待したい。

 

 

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今年の漢字

 

先ほど今年の漢字が発表された。今年は「新」らしい。

 

民主党への政権交代があり、新しいことに期待した1年だったということだが、

違和感を覚えるのは私だけだろうか?

 

「新」というと、すごく希望が持てる明るい印象を受けるのだが、

不況から来る暗いニュースばかりでとてもそのようなイメージはない。

 

ただ、去年の段階では100年に1度の不況といわれていたが、

1930年の世界恐慌と比べると格段にましなので、

その点だけは前向きにとらえることができる。

 

1930年当時はアメリカでさえ失業率が30%、

日本でも京都帝国大学経済学部の卒業生51人中

卒業式までに就職が決まったのは3人という状態だったらしい。

 

景気対策として戦争したくなる指導者の気持ちもわからなくはない。

(もちろん、いいことではないが)

 

その状態を考えると、今はずっとましのように思えるが、

あらゆる経済指標をみてもバブル崩壊よりもひどいのだから

今年の漢字が「新」というのはどうも合点がいかない。

 

 

漢字といえば、もちろん中国から来たものである。

 

昨日、民主党の小沢さんが胡錦濤国家主席と会談したようだ。

 

鳩山さんといい、小沢さんといい、どうも中国が好きみたいだ。

 

民主党は東アジア共同体構想を掲げて中国に接近しているが、

中国という国は世界でも特殊な国でそもそも中華思想が根強く、

歴史的にも日本とは相いれないのだ。

 

一言で言うと、

日本は「騙すほうが悪い」が、中国は「騙されるほうが悪い」のだ。

 

日本人は「約束は守らなければいけない」と小さいころから教えられているが、

中国は「君子豹変す」の言葉通り、

「約束は状況が変わったら反故にしてもいい」と考えていて

約束を守れと言ってくる人がおかしいと考える。

 

別にどっちが正しいと言ってるわけではないが、

日本も中国も昔からそういう文化なのだからどうしようもないのだ。

 

中国に日本の文化を押しつけても無駄だし、

中国が日本に押し付けても無駄なのだ。

 

それを踏まえて日本の国益を守っていかなければ、

後で取り返しのつかないことになる。

 

日本は軍事力(厳密に言うと他国への攻撃力)を持たない以上、

どの国にも強いことは言えないのだから、

なおさらかじ取りは難しいであろう。

 

それなら、日本人にとって中国よりもまだ考え方が近いアメリカと

もっといい関係を築くべきではないだろうか?

 

かつて、幣原喜重郎が外務大臣の時に中国に対して弱腰外交を展開したばかりに

アメリカやイギリスと距離ができて結果的に第2次世界大戦に巻き込まれたというのに、

まるで反省が活かされていないように思う。

 

今一度、鳩山さんは歴史を振り返って、

中国とアメリカとの関係を見直さなければならないと個人的には強く思う。

 

今年はもう終わろうとしているが、

来年こそ日本の指導者として「新」しい鳩山さんを見せてほしいものだ。

 

 

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日本人の名前

 

弊社は豊島法人会に所属している。

 

豊島法人会では各種セミナーや交流会などが催されるのだが、

先週の交流会で知り合ったF社長のオフィスに今朝お邪魔した。

 

F社長はIT業界というわけではないので、

今やっているビジネスに直接結びつくわけではないが、

交流会で少しお話させていただいたところ、

非常に魅力的な方だったのでお時間をいただいたのだ。

 

お話させていただいて非常に勉強にもなり、

とても有意義な時間を過ごすことができた。

 

ただ、一つびっくりしたことがあって、

F社長の奥様が和歌山県の海南市で旧姓が「稲垣」という私と同じ姓であったらしい。

 

「稲垣」という姓は和歌山市南部や海南市では珍しい。

 

さらに、私の祖先は徳川家康が駿府にいたときからの家来で、

家康の息子を御三家として紀州(和歌山)に送り込んだときに、

一緒に和歌山までついてきたから和歌山に住むようになったらしいのだが、

F社長の奥様のご実家も「抱き茗荷」という形の家紋で

これは私の実家と同じであることまでわかったのだ。

 

つまりは、F社長の奥様と私は先祖がどこかでかぶっている確率が非常に高いわけだ。

 

和歌山から遠く離れた東京で遠い親戚に会えるとは思っていなかったので、

とてもびっくりしたのだが、

世間の狭さを実感し、悪いことはできないなと改めて思った。

 

 

ところで、なぜ中国や朝鮮半島の人は「金」や「李」といった同じ姓が多いのに、

中国にルーツがあるであろう日本だけ

なぜこんなに姓がばらばらなんだろうと以前から不思議に思っていた。

 

数年前に、たまたまある本を読んでいたときに見つけたのだが、

日本人の姓というのは大陸の姓とは種類が違うようで、

表現は間違っているかもしれないが、私なりの解釈によると、

今の日本人の姓というのはいわゆるミドルネームに近いものらしい。

 

つまり、日本の名前はかつて以下のように3つに分かれていたのが、

姓・・・先祖が同じ親族

名字・・・姓を区別するためにできた家族

名・・・今と同じ

どこかのタイミングで姓と名字が一緒になったらしい。

 

よく考えてみると、

平安時代には源氏と平氏がいて、

源頼朝、源義経、平清盛という名前だったのが、

鎌倉時代末期になると源氏の名門の家であるはずの足利尊氏や新田義貞といった武将は

「足利」や「新田」という(今で言う)姓になっていて、

尊氏が「源尊氏」と記載されているのは朝廷からの文書くらいだ。

 

戦国武将の武田信玄(晴信)だって源氏の名門と言われたが、

「源晴信」というのはあまり聞かない。

 

ちなみに、徳川家康は源氏、織田信長は平氏を名乗っていたが、

彼らは本当に源氏、平氏の血をひいていたのか疑わしいと個人的には思う。

 

とにかく、姓と名字が一緒になって名字が残った日本と

姓しかない大陸では同姓の人の多さが違って当たり前なのだ。

 

 

とまあ、こんなことを知っていても何の得にもならないかもしれないが、

日本という国は一から何かを作りだす能力は外国よりも劣っているけど、

外国のものを柔軟に吸収しては形を変えてユニークなものを作り出能力は

昔からはぐくまれてきたのだなと、

現代の名前でも見てとれるというのが嬉しくなってしまった。

 

そういった能力を今一度発揮して、

この不況を世界に率先して乗り切って欲しいものだ。

 

 

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引っ越し

 

9月に埼玉にマンションを購入して、今週月曜に引っ越しをした。

 

10年近く住んだ目白を離れるのはとても寂しいが、

1歳と0歳の息子2人を育てるために広い部屋が必要なので贅沢は言ってられない。

 

駅から徒歩3分、大型スーパー徒歩1分、周囲には緑も多く、

妻と子供には最適な場所だと思う。

 

私にとってのメリットは

 

・新築マンションに住むことができる

・部屋が広くなった

 

デメリットは

 

・会社が遠くなった

(以前は自転車で5分程度、今後は35分程度)

・夜遅くまで飲めなくなった

(以前は銀座や六本木からの深夜タクシーでもそんなにかからなかった)

・都心が遠くなった

 

といった感じで

私にとってはメリット、デメリットがそれぞれあるのだが、

独身なら間違いなく目白に住み続けるだろうから

やっぱり家族のために引っ越したということになるのだろう。

 

マンションも購入したし、

仕事もより一層頑張らないといけないと気合は入るのだが、

いったいこの不況はいつまで続くのだろうか?

 

ここのところ、円高に株安と明るい材料が全く見つからない。

(恥ずかしながら趣味の株取引も調子が悪い)

 

専門である雇用という分野でも

失業率は若干改善しているものの、

先行指標である有効求人倍率はそれほど良くはなっていない。

 

個人的には求人案件数は以前よりもだいぶ増えている気がするが、

企業の採用ハードルは従来と変わらず異常に高いので、

サブプライムショック以前の状態に戻るのにはまだまだ時間がかかりそうだ。

 

 

早いもので昨日から師走に突入した。

 

今年は忘年会も減るだろうし、あっても2次会を控える人も多いだろう。

 

いろいろと大変な1年であったが、

あと1カ月頑張ってなんとか乗り切りましょう。

 

 

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