2009年10月アーカイブ

不毛地帯

 

昨日、フジテレビの不毛地帯というドラマを観た。

 

このドラマは唐沢寿明が演じる「壱岐正」という軍人が主人公なのだが、

瀬島龍三という伊藤忠商事の会長がモデルになっているらしい。

 

それで、

ドラマに出てくる近畿商事は伊藤忠商事、

東京商事は日商岩井

のようだ。

 

 

瀬島氏が生まれたのが1911年で伊藤忠商事に入社したのは1958年だから

47歳で伊藤忠商事に入社したことになる。

 

つまり、伊藤忠商事は47歳の未経験者を採用したことになるのだ。

 

いくら陸軍大学を首席で卒業して陸軍の作戦参謀をやっていたといっても、

インパール作戦などの太平洋戦争の典型的な失敗作戦を手掛け、

終戦後11年間もシベリアに抑留されて強制労働をして日本に戻ってきた、

ビジネス経験が皆無の47歳を

採用した伊藤忠商事の懐の深さ、人物眼は単純にすごいと思う。

 

今の時代に戦争はないから単純に比較はできないが、

47歳のビジネス未経験者を採用する企業なんかあり得ない。

 

 

どの企業も「年齢差別」を行っている。

 

一応、年齢差別は法律では禁止されているにもかかわらず、

日本の企業では法律を素直に守っている企業のほうが珍しい、

というか、私が知る限り皆無だ。

 

ここまで年齢差別がおこなわれている国は世界でも珍しいだろう。

 

確かに日本は江戸時代に儒教の教えが入ってきて、

年上の人を敬うように小さいころから教えられている。

 

この教えは素晴らしいことだ。

何一つ間違っていないと思う。

 

でも、この教えを守りすぎるがゆえに、

年上の人は扱いにくいという気持ちが芽生え、

年齢層の高いビジネスマンの門戸を恐ろしく狭めているという弊害もある。

 

実際に、瀬島氏のように47歳でビジネスを始めても

誰もが認める実績を出して大企業の会長まで上り詰める人もいるわけだ。

 

 

年齢、性別、転職回数、学歴、、、、、

と日本の転職市場は実際の仕事に関係ない要素を重要視しすぎる。

 

もっと能力や人柄だけをみて採用するような世の中になったほうが、

企業も本当にいい人材を確保できるし、

労働者もチャンスが増える。

 

双方にメリットがあると個人的には思うのだが、

残念ながらそういう世の中はまだまだ来ないだろう。。。

 

 

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ドラフト会議

 

今日はプロ野球のドラフト会議が行われた。

 

我が母校、智弁和歌山の岡田投手も中日から菊池雄星の外れとはいえ、

1位指名された。

 

岡田投手は12球団どこでも行くと言っていたので

母校からの久しぶりのプロ野球選手誕生になりそうで、

非常に喜ばしいことだ。

 

ただ、私は小さいころからずっと巨人ファンなので

宿敵の中日に入団するのはちと微妙な気持ちだ。

 

しかも、巨人の中でも現役時代の原監督の大ファンで、

その原監督から巨人の4番を奪い取った落合監督は好きではないから、

なおさら複雑だ。

 

 

その巨人はHondaの長野選手を1位指名した。

 

過去に2回ドラフト指名を断り、やっと念願が叶ったのだ。

 

改めておめでとうと言いたい。

 

 

ところが、、、

そもそもドラフトって野球選手の職業選択の自由を奪っていないか?

 

希望した球団に入れないのだから。

 

その答えは、

各球団をそれぞれの会社ととらえるとおかしくなるので、

日本プロ野球を一つの会社としてとらえて

各球団を独立採算の事業部と考えるしかないのだろう。

 

ドラフト会議は配属事業部を決めた内定といったとこだ。

 

 

となると、

我々は同じ会社の事業部の対抗戦を見ているだけなんだと思えば、

どうも拍子抜けしてしまう。。。

 

 

ドラフト1位といってもプロで活躍できる選手は一握りだ。

 

ある程度活躍できれば球団の移籍、一般企業でいう「異動」をできるのだが、

全く活躍できないのなら転職、つまりは日本に住む以上野球を辞めなければいけないのだ。

 

シビアな世界だが、夢もある職業なので岡田君には是非頑張ってもらいたい。

 

 

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介護業界への転職

 

昨日、のりぴーが法廷で

「今後は介護の勉強をしたい」と発言したことが

記事になっていた。

 

情状酌量を狙って言ったという憶測もあるみたいだが、

夫がサーフィンをやりたいと言ってるのに比べると

ずいぶんましな印象は受ける。

 

 

私は介護業界についての政府の対応、

マスコミの取り扱いなどはどうも納得できない。

 

まず、人手不足の介護業界への転職を促進させるために、

予算をばらまいているが、

現場で働く人には渡らずに業者が儲けているだけらしい。

 

これだと、予算をつける意味なんかないだろう。

 

 

そして、何といっても「みんながやりたがらないこと」を無視している。

 

私の同業社が昨年の年越し派遣村で

派遣切りにあった人々に声を掛けて回ったようだが、

介護はやりたくないとほとんどの人に断られたらしい。

 

きつい、汚い、偽善の匂いがする、、、

と理由は色々あったみたいだが、

給料が安いというのはあまり聞かれなかったようだ。

 

結局のところ、業者でなく現場にお金が渡ったとしても改善されないのである。

 

 

今まで様々な方々の転職の支援をしてきて

転職を考える本当の理由を聞いてきたが、

・仕事内容(もっと上流がしたい、もっと大きな仕事したい、飽きた etc)

・もっと権限がほしい

・会社の経営方針に疑問を持つ、将来性を感じない

・上司が気に入らない

というものが多く、

給料が少ないので転職をしたいという方は意外に少ない。

 

給料の満足度というのは相対的なもので、

会社の同僚と比べて、

大学時代の同期と比べて、

というケースが大半で、

絶対的に「いくらなければ本当に生活できないか?」というのは

今の生活水準を基準に考えているだけであって、

本当に生活できる水準というのはわかっていない。

 

実際、私自身もそれがわかっていない一人である。

 

 

つまり、介護業界への転職を促進するために

予算をつけても多少は効果があるが、

大したものは期待できないと思う。

 

 

また、介護の人手不足というのは、

よく考えると最近出てきた問題だ。

 

なぜ以前は問題にならなかったのか?というのは、

生活スタイルの変化など色々な理由があるだろうが、

私は「少子高齢化」に尽きると思う。

 

聞くところによると、

1980年代に100歳以上の人は日本に1000人しかいなかったらしいが、

何と今は4万人もいるらしい。

 

さすがに100歳を超えると介護は必要になってくるだろうから、

それだけ負担が増えたということだ。

 

私のひいばあちゃんも100歳まで生きたので、

ばあちゃんは80を超えても介護をしていた。

 

医療の発達は素晴らしいものだが、

人間の寿命が伸びすぎるというのもいろんな問題が発生してくる。

 

 

要は、医療の発達で寿命は延びるので、

少子化対策にもっと予算を付けるべきなのである。

 

格差を是正して貧困率を下げ、

晩婚化を食い止め、

子供手当のように社会全体で子供を育てるような政策を

もっと実行していかなければならない。 

 

 

じゃあ、直近の介護対策はどうするのか?

 

賛否両論あるだろうが、

個人的には途上国の外国人に頼るのが一番いいと思う。

 

なんといっても、日本の給与水準は途上国にとって魅力的だ。

 

途上国の人にとって、

その給与水準は「やりたくない」を凌駕するものであろう。

 

介護を受けるほうだって、

いやいや仕事をされるよりも

前向きにやってくれる介護してくれる人のほうがよっぽど気持ちいいだろう。

 

それでも、日本人じゃなきゃ嫌だという老人は、、、

現状の倍のお金を払ってサービスを受けたらいいんじゃないか?

 

 

高齢者が参政権をたくさん持っているからといって、

若手よりも高齢者を優遇する政策ばかりしていては、

日本のためにはならないろう。

 

国家百年の計を本当に考えてくれる政治家、官僚に期待したい。

 

 

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貧困と格差

 

先日、衝撃的な数字が発表された。

 

日本の貧困率は15.7%で、

OECD加盟国の30ヶ国の中で27番目に悪い数字だという。

 

私の無知が原因かもしれないが、

自分にとっては衝撃であった。

 

「日本は唯一成功した社会主義国家」と揶揄されていた時代があったが、

今となっては完全に過去の話ということなんだろう。

 

 

余談だが、私の妻は、独身時代は大阪の小さな法律事務所で事務員をしていて、

学生が住んでいるような狭くて古いマンションで一人暮らしをしていた。

 

事務員の給料は大阪で一人暮らしをできるほど高いものではなかったようで、

病気になってもお金がもったいないからと

すぐには病院に行かなかったらしい。

 

で、病院に行かないからどんどん具合が悪くなって、

余計にお金はかかるし、辛いし、ということを何度も経験していたらしい。

 

 

私も大学時代はこんな感じで、

コンビニでアルバイトしては賞味期限の切れた弁当を毎日食べていたし、

焚いていたご飯にカビが生えたことがあって、

捨てるのがもったいないからと

カビの生えていない部分だけを食べたらひどくおなかを壊したり、

とずいぶん貧乏をしていたが、

さすがに卒業してからは食事もコンビニの賞味期限切れではなくなったし、

病院だってお金がないからと行くのをためらったりはなくなった。

 

そういう意味では、妻の話を聞くと、正直驚いたし、

世の中で独身時代の妻が特殊でないことも

この貧困率のニュースを聞いて認識した。

 

 

格差を自己責任という人も多いが、

親の年収によって子供の進学率に大きな差が出ていて、

その学歴が個人でなく全体でみると

将来の所得にも影響しているように見えることを考えれば、

自己責任でないところも大きいと思う。

 

 

個人的には貧困対策、格差是正については

最優先課題として取り組まなければならないと思う。

 

できるだけ多くの国民が幸せを感じて、

一定の教育から優秀な人材が数多く出てきて、

付加価値の高い仕事をすることで日本の技術力も向上し、国力も増す。

 

一部の建設関係者しか潤わない

無駄なダムを造るよりもずっといいと思う。

 

と、偉そうなことを言ってはいるが、

私にはなんの権限もない。

 

妻にひもじい思いをさせることなく、

長男や今週あたりに誕生予定の次男にきちんとした教育を受けさせることで

精一杯である。

 

なんでも、絵を描いたり理想を掲げたりというのは簡単で、

実行するのが一番難しい。

 

 

鳩山さん、長妻さん、なんとかしてください!

 

 

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転職回数

 

転職希望者の転職回数を気にする企業は多い。

 

確かに海外ではそこまで転職回数は気にされず

スキルさえ高ければ転職は容易だが、

日本の企業では転職回数が多い人は総じて評価されにくい。

 

個人的には、

スキルを全然習得していない状態で次から次へと、

半年おき、1年おきに転職するというのは感心しないが、

それぞれの会社で身につけることができるスキルはきちんと身につけて

より自分を磨くことができる環境にいくのは間違ってはいないと思うし、

そもそも選んだ会社があまりに不誠実で誤りだったという時は

いやいや働いてもスキルもつかないし早々に退職したほうがいいと思う。

 

 

戦国大名に藤堂高虎という武将がいる。

 

浅井家、磯野家、織田家、豊臣家、徳川家、、、など何度も主人を変えて、

最後には伊賀(三重県の一部)の大名にまでのぼりつめた有名な武将である。

 

本人も開き直ってか、

「武士たるもの七度主君を変えねば武士とは言えぬ」と言っていたようだ。

 

戦国時代に「主人を変える」というのは今でいう「転職」である。

 

豊臣秀吉が死にそうになると徳川家康に急接近して、

家康の信頼を得て、家康は死ぬまで高虎を信用し重宝したらしい。

 

つまりは将来性がないと感じた企業を見限り、

有望な企業に早々に転職し、重役に上り詰めたのである。

 

 

高虎の生き方は、嫉妬も加わって敵も多かったようだが、

私はこの生き方を否定はできない。

 

企業が以前のように終身雇用を保証することで

鎌倉武士の「御恩と奉公」を実現できている時代ではなくなったのに、

労働者にだけ一方的に長期的な忠誠心を求めるのはいかがなものかと思う。

 

もちろん、終身雇用を保証し、実行している会社が

労働者に忠誠心を求めるのに異論はないが、

ガンガン人員整理をしている会社がそれを求めるのには違和感をおぼえる。

 

企業と労働者は対等の関係であるべきだ。

(同時に労働者も企業に甘えてはいけないということでもある)

 

企業で働いている期間は労働者は誠実であるべきだが、

働いている企業で学ぶべき物がなくなったり、

目指すべき人がいなくなったと思われるような企業に

忠誠心を持って働く必要はないと思う。

 

 

ただ、こういう不況の時代だ。

 

転職市場において、買い手(企業)が有利な状況下では、

私の主張など全く意味がないのだが。。。

 

 

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日本人は悲観的すぎないか?

 

日本の景気が数字上は徐々に回復しつつあるようだ。

 

日銀も景気の現状について「持ち直しつつある」との見方を示したようで、

なんとかこのまま持続してほしいものだ。

 

もちろん、政府がお金をばらまいているから

回復しているように見えるだけだという悲観的な意見もあるだろう。

 

確かにごもっともな話だが、

私は「日本人は何でも悲観的すぎないか?」と言いたい。

 

今の日本には確かに問題はたくさんある。

 

長引く不況、人口減少、財政赤字、格差の拡大、少子高齢化、、、

言い出したら切りがない。

 

でも、国家だって企業だって個人だってそんなもんだろう。

 

私もそうだが、なんでもピーク時に比べて何かが悪くなってると

不安になったり焦ったりする。

 

むしろ、ピーク時の実力を勘違いしているだけじゃないか?

 

 

たとえば、日本の人口について考えよう。

 

関ヶ原の戦いが行われた頃は1,200万人、

明治維新で3,300万人、

第2次世界大戦が終わった頃で8,000万人。

 

明治維新が1870年前後なので140年で4倍近くになったわけだ。

 

江戸時代と比較すると10倍以上になっているわけだ。

 

日本の面積はそんなに変わっていないのに、

いくら今後も生産力が向上するからといって

このまま2億、3憶と増え続けるほうがおかしいのではないか?

 

短期的には人口が増えると消費が拡大するのだからモノは売れるし、

労働力も増えるから経済成長もできる。

 

でも、人口が倍になったらCO2削減は難しくなるから環境だって破壊されるし、

国土が同じで人口が増えると住む家だってどんどん狭くなるわけだ。

 

 

なんでもかんでも悲観的な面ばかりマスコミが報道し、

それをみた人が不安を募らせ、まわりの人たちに伝染していく。

 

もうそんな悲観的な生活をやめませんか?

 

 

人生山あり谷あり、いい時もあれば悪い時もある。

 

必ず成長を続けなければならないという呪縛から解放され、

もっと楽観的に生きていきましょうよ。

 

 

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オーラを身に纏うには

 

今日はランチを奮発して自宅から徒歩1分ほどのイタリアンにいってきた。

http://gourmet.livedoor.com/restaurant/14193/map/

 

奮発してと言ってはみたが、

ランチなので一人1000円から1200円程度しかかからないのだが、

このお店は少し特徴がある。

 

それは、田中真紀子氏がオーナーということだ。

 

味は文句のつけどころがないほど美味しいが、

ウエイターの人もとても感じがよくて、初めて連れて行った妻も大喜びであった。

 

私は有名人というのにはあまり興味はないが、

ミーハーな妻は田中氏がオーナーというだけでうれしかったのだろう。

 

 

私はなぜかわからないが、街やホテルなどでよく有名人を見かける。

(こんなこと言ってる時点で「お前もミーハーだ」と思われるかもしれないが)

 

ラモスは外苑前のラーメン屋の前で電話していて、

田原総一郎は赤坂全日空ホテルのラウンジでランチしていて、

サッカー解説者の都並に至っては東京駅のトイレでたまたま横にいた。

 

芸能人も阿部寛、天海祐希、戸田恵梨香、、、などたくさん見かけたことがあるが、

一番うれしかったのは「見栄晴」を恵比寿の道端で見かけたときだ。

 

他の芸能人というのは何かしらオーラというものがあるが、

見栄晴は皆無だった。

よく見つけたなあと自画自賛したい。

 

それにしても、オーラというのはどうして身に纏うことができるのか、

ずっと疑問に思っていた。

 

 

数年前にいくつかの主要国の首脳とも親交のあるフィクサーと

何人かで食事をご一緒させていただいたことがあるのだが、

今まで感じたことのない圧倒的な威圧感を感じた。

 

その後、そのフィクサーの息子さんと二人で飲んだことがあって、

親父さんのこれまでをお話しいただいたところ、

ここではとても書けないほど壮絶な人生を歩まれていた。

 

一言で言うと、ビジネスに「命」を張っているのである。

 

たぶん、これがオーラを身に纏うことができる人に共通する答えなんじゃないか思う。

 

 

別に命を張るのはビジネスに限らず、なんだっていい。

 

スポーツだって、お笑いだって、政治活動だって何でもいいと思う。

 

自分の信じた道を突き進み、

数多くの修羅場を経験した人だけがオーラを身に纏えるのだろう。

 

 

今の自分には悲しいかな、全くオーラというものがない。

 

論語は「30にして立ち、40にして惑わず、50にして天命を知る」と言っているが、

自分が今後迷うことなく信じた道を突き進むことができるのか、全く自信がない。

 

焦りだけは一人前に持っているのだが、情けない。

 

 

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結婚できない男たち

 

先日、以前在職した会社の同期4人で飲みに行った。

 

メンバーは私以外は以下の通り。

 

1.A君

4人の中で唯一転職せずに新卒で入社した会社に残っている。

早くに結婚して、妻と子供1人の3人暮らし。

 

2.B君

証券会社に転職後、ネットベンチャーに転身。

現在はその会社でCFOをやっている。

未婚。

 

3.C君

日系の不動産投資信託の運用会社に転職して

今は世界的に有名な外資系ファンドで働いている。

未婚。

 

 

3人とも同期の中で特に仲のいい友人(妻は悪友と呼んでいるが)で、

半年くらいご無沙汰の人もいて

非常に楽しい時間を過ごすことができた。

 

ただ、4人で飲んだ中で結婚しているのはA君と私だけで、

B君とC君は未婚で候補もまだいないらしい。

 

二人とも見た目もいいし、所得も高いし、結婚願望もそれなりにある。

性格だって決して悪くはない。

 

男4人で酒が入ると当然

「なぜB君とC君は結婚できないのか?」という話題になる。

 

 B君やC君の「そら結婚できないだろう」という

エピソードはたくさんありすぎるし、あまりに生々しいので割愛するが、

私が思うのは「縁とタイミング」と「妥協」に尽きると思う。

 

 

私がこの仕事をしていてよく思うことだが、

会社の採用も結婚と同じようなことが言えると思う。

 

見た目=会社の知名度

 

所得=会社の平均賃金

 

結婚願望=会社の採用意欲

 

性格=会社の社風、離職率

 

と結婚でいう大事な要素が揃っていても、

いい人が採用できないと悩んでいる会社は星の数ほどある。

 

「縁とタイミング」というのは

日ごろの行いが大事だとか言う人もいるけど、

単純にどれだけ「打席数」を増やすかだと思う。

 

つまり、企業からみるとどれだけ応募者数を増やすかだ。

 

応募者数を増やすには

採用担当者は相当な労力と時間を割かなければならない。

 

それが難しいなら、スキルの高い人材紹介会社にお願いするしかない。

(頑張りますのでお声がけください)

 

 

次に「妥協」というと語弊があるので妻に怒られそうだが、

要は一見魅力的に見えるホームランバッターを並べても仕方ないということだ。

 

かつての巨人がなかなか優勝できなかった例を見てもわかるだろう。

 

仕事はチームプレーが大切で、各々に与えられた役割がある。

足の速い選手も必要だし、守備のうまい選手も必要だ。

 

ホームランバッターの松井だって20打席に1本しかホームランを打てないのだから、

「妥協」、つまり

チームプレーを前提にした採用計画を確実に実行できるかというのが大切である。

 

 

これらは考えれば当たり前のことなのだが、

なかなか実行できない。

 

 

話を元に戻すとB君、C君には

・結婚を多少なりとも考えている(これが重要)女性と数多く出会うように努力する

・何でもかんでも完璧なものを望むのではなく、

 自分が補えるところは目をつむり、

 夫婦というチームプレーでパーフェクトを目指す

というようにすれば、

きっと幸せになれると思う。

 

 

と、偉そうに言ったら

「なぜそんなに上から目線なのか?」

「お前にだけは言われたくない」

と本気で怒られそうだが。。。。

 

 

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成長産業・成長企業への転職

 

政府が緊急雇用対策本部を設置することを決めたと

夜のニュースで流れていた。

 

職業訓練の充実や雇用調整助成金の緩和などの他に、

介護など成長が見込める分野を手厚くすることで、

他業界から転職を促進しようというという施策も挙げられているようだ。

 

他業界からの転職というのは、

我々日本人にとってハードルが非常に高い。

 

そもそも同業界での転職というのにも抵抗を持つ人が多いのに、

他業界から移るとなると更に難しいだろう。

 

スキルアップをせずに転職を繰り返すことが素晴らしいとは全く思わないが、

今いる会社・業界が今後見通しが暗いとわかっているのに

伸びそうな会社・業界に転職しないのは正しい選択とは思えない。

 

いやいや、

「自分は会社に忠誠心を持ってるから

会社がどんな道を選んだとしても定年まで添い遂げるんだ」

という方もおられるかもしれないが、

会社は不採算部門の人やスキルが時代遅れになった人に対して

容赦なく退職勧奨を行ってくるものだ。

 

このブログで何度も書いているように、

自分の身は自分で守らなければならない。

 

 

かつて、日本が1980年代に栄華を誇ったのに、

なぜ「失われた10年」という時代を生んだのか?

 

いろいろな意見があると思うが、

私は「日本人が大きな変化に対応できなかった」という意見を支持したい。

 

1990年前後に2つの大きな変化が起きた。

 

1つはベルリンの壁の崩壊、つまりは社会主義の崩壊である。

 

社会主義の崩壊以前は、

日本、アメリカ、西ヨーロッパを中心にせいぜい10億人程度で

市場経済はまわっていたが、

中国や東ヨーロッパ、ロシアなどが一斉に市場経済に参加してきて

一気に規模が大きくなった。

 

それに加えて、安価な労働力が大量に供給されたため、

従来のビジネスモデルでは対応できなくなったのに、

日本人は従来のやり方に固執してしまった。

 

 

2つ目はITである。

 

ITのおかげで情報量や企業の業務効率が

劇的に変わったことは誰もがご存じであろう。

 

 

そして、この2つの大きな変化に

移民を幅広く受け入れる国で柔軟なアメリカ人はうまく対応できたのに、

島国で変化を嫌う日本人は対応できなかった。

 

その後の日米における

金融やITの技術力の違いをみたら一目瞭然であろう。

 

 

つまり、アメリカ人は成長産業にごく短期間で優秀な人材が集まったのに、

日本人は集まらなかったのである。

 

 

産業構造が劇的に変化するタイミングでは、

成長産業にすぐにとびつく国民のほうが強いだろうが、

そうでない安定期では根気よくじっくりできる国民のほうが強いだろうから、

どちらが正しいとは一概には言えないが、

その時々によってスタンスを変えることができる人が

一番強い(世渡り上手)と思う。

 

 

では、今はどういう時代なのか?

 

未曾有の大不況と言われて結構時間が経過するし、

オバマ大統領がいう「CHANGE」の時代だろう。

 

 

もっとみんなで成長産業・成長企業に集まってもいいと思うし、

受け入れる企業も経験者に固執せずに

ポテンシャル採用にもっと積極的になるべきだと思う。 

 

今の失業者は仕事ができなくて失業しているわけではないので、

優秀な人がたくさんいるのだから。

 

 

ただ、マスコミが大好きな「介護業界」ばかりが注目されているが、

もっと技術革新を伴う業界にも政府はお金を使うべきだと思う。

 

たとえば、ITのエンジニアが介護業界に転職というのは、

かなりの違和感がある。

 

むしろ、「環境」やITの中でクラウドに代表されるような新しい技術に

もっと予算をつけて雇用を創出するような政策を期待したい。

 

 

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世界経済見通し

 

今朝の日経新聞の3頁に

IMF(国際通貨基金)が発表した世界経済の見通しが記事になっていた。

 

世界全体の経済成長率では2009年はマイナス1.1%、

2010年はプラス3.1%ということだ。

 

なんだ、来年になったら景気が回復するのか?

 

日本単独でも2009年はマイナス5.4%、2010年はプラス1.7%ということで、

やっぱり2010年はプラスになるんだと思うかもしれないが、

あくまでも2009年と比較してのプラス成長であり、

2008年と比較するとマイナス3.8%の水準なのである。

 

しかも、雇用においては、

日本をはじめとする先進国では2010年後半まで失業率が上昇するようで、

日本でも6.1%の見通しらしい。

(今日発表された8月の失業率は5.5%)

 

EUに至っては11.7%まで上昇するようだ。

 

 

つまり、まだまだ景気はもちろんのこと雇用環境も悪くなるのである。

 

頼みの綱は中国とインド、

日本の場合は特に中国の成長に期待するしかなさそうなので、

みんなでもっと中国に出て行こうと考えるかもしれないが、

中国という国はビジネスが本当に難しいのである。

 

資本主義の先進国との違いが多すぎる。

 

1.信用システム

社会主義の中国の土地は個人のものでなく国のものだ。

ということは、銀行は何を担保にお金を融資すればいいのか?

答えは「定期借地権」である。

つまり、仮に50年の定期借地権があったとしても

理屈上は50年後に更地にして国に返還しなければならないことになる。

50年後には土地やその上に造った建物の価値がなくなると計算して

銀行が融資をすればいいじゃないかと思うかもしれないが、

50年後は本当に国に返還しなければならないのか?

そのまま継続して権利を持てるのか?

というのは非常に曖昧で決まっていないようだ。。。

そんな状態で銀行が融資をするのはもちろん、

事業を行うこと自体が非常にリスキーだ。

 

2.中央銀行の役割

中国の中央銀行は日本銀行と違い、独立性がない。

つまり、政府の言うがままに金利を決めているだけだ。

リーマンショック前はあれだけインフレしていたのに、

利上げは微々たるものだった。

リーマンの傷も癒えまたインフレ段階に入った今後、

いずれバブルは崩壊するだろう。

 

3.政治

よくいわれるのが政治リスクだと思うが、

なんといっても13億人も人口がいる国だ。

都市部と農村部との貧富の差も激しい。

指導者は13億人を食べさせることを最優先にしなければならないし、

巨大な軍事力も持っている国なので、

自国の都合で政治は動く。

必然的に他国との摩擦は発生するだろう。

 

4.愛国教育、反日

言うまでもないことだろうが、

中国共産党は日本と蒋介石を中国から追い出したところから始まっている。

そういう反日教育を90年代に江沢民が徹底的に行っているため、

日本に好意的な人は少数派になってしまうだろう。

 

 

こういう日本とは全く違った状況で

中国に出て行っても長期的にも短期的にも成功をおさめるのは

なかなか難しいのが現実だと思う。

 

グローバル化は大いに結構だが、

他国に期待せずに内需拡大して

国民の雇用・賃金環境をもっと改善するのが最優先課題である。

 

やり方は私にはわからないので、

鳩山さんに期待するしかないのであるが。。。

 

 

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