今朝の日経新聞に
主要企業の2010年春の新卒内定者が
2009年入社の社員に比べて34%も減ることが記事になっていた。
今の大学生4年生からしたら
一部の金融機関が儲けに走ったせいで
自分の社会人生活の第一歩となる就職活動で挫折することになる。
たまったもんじゃないだろう。
昨年、日本綜合地所が内定取り消しを行い、
大いに社会問題になったのだが、
後になって会社更生法を申請したことを考えると、
少しでもお金を渡して内定者のキャリアを傷つけなかったという点では、
多少なりとも評価できるのかもしれない。
日本綜合地所の問題を受けて、
新卒内定取り消しを「希望内定辞退」として
強制的に内定辞退をさせた上場会社もあったが、
その会社についてはあまり大きな問題にはならなかった。
マスコミはいったい何を見ているのか?
また、最近多いのは、
新卒入社してすぐの強制的な「希望退職」だ。
こちらの場合は、会社履歴が無駄に1社増えるので、
内定取り消しよりもずっと悪質だと思う。
普通の経営者ならある程度前から
人員削減をしなければならないことなどわかっているだろう。
社会的に叩かれようとも、
問題を先送りにせずに内定者の経歴を傷つけないようにしてあげるほうが
よっぽど誠実だと思う。
好景気の時は第2新卒の採用枠はたくさんあった。
しかしながら、今は景気の影響を受けにくいMRなどの一部の職種以外に、
なかなか採用してくれないのが現実である。
採用する企業からしてみれば、
第2新卒の転職を受け入れるなら
新卒を採用するという発想になるのは自然だろう。
単純に、一気に採用して4月に一斉に入社してくるので
採用も研修も手間が省けるし、
他の会社のカラーが付いていないから教育しやすいというわけだ。
この時代に第2新卒を採用するとすれば、
以下の3つに集約されるだろう。
1.新卒採用に慣れておらず納得できるレベルの新卒を採用できなかった企業
2.景気の影響を受けにくい採用できる余力のある企業
3.簡単な研修でも戦力として使える比較的容易な仕事を用意できる企業
もちろん、第2新卒の方々には今後のキャリアも考えて、
1か2を選択して会社を選んでほしいものだ。
私自身、30代から40代の方とのお付き合いが主で
若くても20代後半の方々といった状況だが、
このような理不尽な「第2新卒切り」の被害にあった方々の転職について
少しでもお役にたてるような動きもしていきたいと思う。
弊社の専門であるIT業界に限らず、
私の馴染みのお客さんで先の1か2に該当する企業がいくつかあるので、
ご興味がある方は是非弊社HPよりご連絡ください。
